我が家の6100に,巷で話題の(笑・・・これっばかり・・・)24倍速CD-ROMドライブを入れてみました.

入れ替えたドライブは,松下(Panasonic)のCR-508というドライブ.どうやらドライブ自体はApple純正の24倍速と同じようですが,まったく同じではないようです(ROMが違うのかな?).秋葉原のDOS/V系のショップではバルク品としてドライブ単体で売っているようですが,今回は外付けドライブとして売られているもの(LK-RC924ZZ)を買ってきて中身のドライブを入れ替えることにしました.


基本的には,ドライブを付け替えるだけですので非常に簡単です.5分もあればできるでしょう.

で,もともと6100に内蔵されていた倍速ドライブとは,オーディオコネクタの形状が違います(下の写真).

またオーディオコネクタのpinの並びも違います.純正倍速ドライブは,ドライブ背面から見て「RGGL」ですが,24倍速ドライブは「GLGR」です.ま,今回は面倒なのでオーディオは無視しましたが,コネクタを入手するか,自分でハンダ付けすればいいでしょう.

さらに,PARITYとSCSI IDのpinがずれているので(下の写真参照)ジャンパーを付け替える時は注意してください(IDの表記も変わっています).ジャンパーすべきところは,PARITYとIDの1と2(つまりID=3),それからTERM POWER(この位置は一緒)です.ま,SCSI IDは好みですけど,普通はID=3なのでそのままにしておくのが無難でしょうね.

 

あとは,トレーを外して(ねじ4本だけです)付け替えて収めるだけです.今回はオーディオケーブルは無視したので,電源コネクタとSCSIコネクタをつないでおしまい.下の写真のようになります.

 

フロントパネルの「24 X SCSI」のマークがいいですね.あ,上にみえるのはオーディオコネクタです.隙間に押し込んでおきましょう(笑).

あとは,ふたをして,付属のドライバーをインストールしたらできあがり!(純正のドライバーは外しておきましょう)


さて,あと気になるのはシステムCDでブートできるかどうか,ですね.というわけで,早速テストしました.

まず,起動ディスク(コントロールパネル)から,MacOS 8 CD-ROMを指定して再起動.問題なくブートできました.で,起動ディスクを内蔵HDDに戻してから,Cキーを押しながら再起動.同様にブート可.あらら,意外とすんなり,って感じですね.

じゃぁ,ということで,今度は漢字トーク7.5.1のシステムCDで同様にテスト.やっぱり問題なくブートできました.
7.6は面倒なので調べませんでしたが,恐らくOKでしょうね.

ほんの少し,音と振動が気になりますが(でも思っていたほどうるさくはないですよ),まぁ速いんですからそれぐらいは我慢しましょう.なんつっても倍速から24倍速になったんですからね!(実際には角速度一定なので10倍から24倍らしいです)


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